学校ブログ

浅羽北小、魅力ある授業の旅⑩  ~考え、考え合い、学びを実感する子どもたち~

2024年3月8日 18時11分

6年生の理科の授業です。

6年生は卒業が近付き、小学校での授業も残り少なくなってきました。今日は、「ものの燃え方と空気」で学んだことを活用することができる内容にしようと構想をした授業でした。今日のめあては、「長時間、ランタンに明かりをともすには、どうしたらよいだろう。」でした。

始めに行ったことは、ランタンの作成です。前時に作成の仕方を予習してあったので、スムーズに作成に入ることができました。おのおの持ってきたアルミ缶のふたを、缶切りで切ります。缶切りを使った経験がない子もいて四苦八苦。周りの子と助け合いながら、ふたを切っていました。

次に、考えてあったイラスト通りに、アルミ缶に穴を開けていきます。まずは、画鋲で小さく穴を開け、その穴に合わせてキリで穴を大きくしていきます。「穴はこれ位かな。」とか「穴と穴の間隔はどうかな。」と、周りと確認しながら丁寧にアルミ缶に穴を開けていきます。黙々と作業を続ける子供たちを、教師も「きれいに開いているね。」と価値付けをします。

イラスト通りに穴を開けることができたら、いよいよロウソクの火を灯します。穴から漏れてくる光はとても優しく感じます。部屋を暗くしてみると、漏れた光でイラストがきれいに浮き上がり、「きれい!」とあちらこちらから歓声が上がりました。教師が「みんなのランタンを観察してみよう。」と声を掛けると、子どもたちは、教室内を動きながら、「○○さんのきれいだね!」「△△さんのすごい!」とお互いに価値付け合っていました。「担任の先生にも見せたいね。」なんて声も聞こえます。温かいですね。

 最後に、自分のランタンの写真を撮り、ロイロノートに今日の振り返りを書きました。次の時間には、いよいよ「長時間、ランタンに明かりとともすには、どうしたらよいのか」の答えをまとめていく予定です。どのようなまとめになるか楽しみですね。

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