新着情報
学校ブログ
浅羽北小、魅力ある授業の旅⑥ ~考え、考え合い、学びを実感する子どもたち~
2025年1月31日 18時05分1年生の国語科の授業です。今日のめあては、「ライオンとしまうまの赤ちゃんには、どんなすごいところがあるだろう。」でした。
まず、教科書を音読します。元気に大きな声で教科書を読んでいます。読み終わると、教師が子供たちに、「今日はねぇ、みんなにお母さんになったつもりで考えてもらうよ。」と投げ掛けます。子供たちは、歓声をあげます。続いて、「赤ちゃんの自慢できるところはどこかな?」と問い掛けます。
子供たちは、それぞれの赤ちゃんの特徴がまとめられた表を見ながら気付いたことを発表します。「しまうまは生まれてすぐ目が見えるけど、ライオンは見えないよ。」「しまうまは、ライオンよりも早く大人になるよ。」比較をしながら発表する子供たちに、教師はうなずきながら、「そうなんだ。」「すごいね。」と共感します。「じゃあ、今度はペアになって気付いたことをお話してください。」教師の声で、隣同士で伝え合いが始まりました。自分が気付かなかったこともあったようで、あちこちから驚いたような声が聞こえます。
最後に、隣同士でお話をしたことを基に、それぞれの赤ちゃんのすごいところをワークシートにまとめます。「ライオンの赤ちゃんは、他の動物を捕まえて食べていてすごい。」「シマウマの赤ちゃんは、生まれてすぐに立つことができすごい。」など、それぞれの赤ちゃんのすごいところを、すごい勢いで書いていきます。「黒板に貼っていくよ。」教師が書かれたワークシートを黒板に貼っていきますが、あっという間に黒板一杯に。「すごいねぇ。こんなにたくさん見付けたんだね。」教師の驚きの声に、子供たちも満足そうです。
「ノートに今日の振り返りを書きましょう。」黙々と書いた振り返りには、「ライオンは、大人になって生きていけるように、赤ちゃんのころから狩りの仕方を覚えるのがすごい。」とありました。