7/3(水)3校時、磐田警察署内の少年サポートセンターの方による「自画撮り被害防止講座」が行われました。
スマートフォンやSNSの利用が小学生にも普及してきている今、トラブルに巻き込まれないために、大きく分けて、
①チャットの誤送信から発展するトラブル
②自画撮りを送ってしまう、送らせてしまう被害
の2点について、動画を交えながらお話しいただきました。
講座の中で、具体的なシチュエーションを想像しながら、「どういう場合だったら自分がトラブルに巻き込まれてしまいそうか」を考えることで、多くの子が自分事としてチャットのトラブルや自画撮り被害について考えているようでした。
子供たちの振り返りの一部を紹介します。
「これまでの行動で友達と傷つけ合いそうになったときがあったから、そのメッセージを(相手が)どう感じるか打つ前にもう一度考えてから送りたいと思う。」
「これからスマホなどで、ネットを使うことがあると思うので、犯罪に巻き込まれないように、安全に気を付けて使いたいです。もし犯罪に巻き込まれそうになったとしても、きっぱりと『家庭のきまりで』と断るか、『アプリを削除する』などして、避けられるようにしたいです。」
近年、子供たちの人間関係は、ネット環境の普及によって複雑化してきているように感じます。
御家庭でもぜひ、「講座でどんな話を聞いたか」「どんなことを考えたか」など会話しながら、今一度ネットとの付き合い方について考えてみると良いかもしれません。


ここ数日、とても暑い日が続いています。校内では、エアコンと扇風機を使って熱中症対策を取り、教育活動を進めています。登下校中も、通学区ごとに決めた給水ポイントで水分補給を行うよう指導しています。
さて、こんな暑い日でも子供たちは元気に活動しています。
1年生では、育てているアサガオが咲き、その花を使って色水を作っています。キレイな紫色の水を見て、みんな笑顔一杯です。
1年生と2年生の教室、6年生の教室前には、願い事が書かれた短冊が飾られた笹が置かれています。子供たちの願い事が叶うといいですね。
4年生は習字の時間。落ち着いて、書いています。5年生は体育館で跳び箱。ダイナミックに跳んでいます。周りのみんなも拍手です。6年生は図工。上下(左右)する動きを考えて、よりよい作品を仕上げようとしています。
2年生の図工では、セロファンのシールを貼ってうちわ作りをしています。3色のセロファンを上手に切って、キレイなうちわができあがりました。
3年生は、ゴムの力を実験を通して考えています。ゴムの伸ばし方によって車の進む距離はどうなるのかな?よいまとめができるといいですね。
5年生の図工に、「あんなところが、こんなところに」という単元があります。この単元で作った作品が、校内のいたる所に貼られていたり、置かれたりしています。
子供たちには、①防犯、防災上、邪魔にならないこと
②勉強や学校のルールの妨げになる内容にはしないこと
③見る人が楽しかったり、ワクワクしたりするなど、「良い気持ち」になるようなもので
あること
と伝えられ、掲示については、6/28から2週間程度を予定しています。
何かの折に来校されたら、ぜひ探してみてください。
5年生の理科「魚の誕生」の授業です。今日のめあては、「解剖顕微鏡でメダカを見る「よさ」はどんなところだろう?」でした。
今回はメダカを観察します。元々小さなメダカを観察するには、解剖顕微鏡が力を発揮します。まずは、解剖顕微鏡を扱う際の注意事項や、観察の手順を確認します。確認後、教師が準備したメダカの観察に移ります。このメダカは、スクールガードリーダーの海野さんからいただいたものです。これまで、大切に育ててきました。
一人一人順番に観察しますが、もちろんメダカも生きて動いていますので、見る向きや角度が一人一人違います。「○○さんはどう見えたの?」教師が問い掛けると児童は、「こんな風に見えるんだよ。」と絵を描いて説明をしていました。「倍率を変えてみたらどうかな。」とか「おなかの辺りやえらの周りはどうなっているの?」と教師が声を掛けると、「口がパクパクしている。」「頭に茶色いものがある。」「体に黒い点々模様がある。」「目が紫色の所があって、ところどころエメラルドグリーンみたいな色があった。」「倍率を上げすぎると逆にぼやけちゃう。」など、同じグループの中で観察した様子を確認しながら、気付きや発見をロイロノートにまとめていました。
振り返りには、「解剖顕微鏡で見ると、普通に見ると見えない体のてんてんもようやえらや口の動きがとても分かりやすかった。」「体全体にうっすら毛が生えていたり、目が透明でおおわれていたりしているところは、解剖顕微鏡でした気付かないし、分からない。」とまとめられていました。メダカの体を観察することを通して、解剖顕微鏡の良さも実感できたようです。
今後、メダカが卵を産んだら、その卵の様子を観察する予定です。それまで、一生懸命、心を込めて育てます。卵を観察する子供たちの目の輝きにも期待しています。
6/27、3校時に「小児生活習慣病予防講座」を行いました。
「生活習慣病とは何か」というところから始まり、子供たちは自分の日頃の食生活や、睡眠時間等について振り返りながら予防方法について学びました。
生活習慣病で亡くなる人の割合がおよそ「50%」ということに子供たちは驚いたようで、どろどろになった血液の模型や、硬くなった血管の模型等にも興味を持ちながら見たり触れたりしていました。
「3食バランス良く食べること」「睡眠時間をしっかり取ること」等の大切さに気付き、ワークシートに振り返りを書きました。今回の内容が書かれたパンフレットと一緒に、御家庭でもぜひ見てみてください。


6/6(木)、3,4校時の「わくわく」の時間に、「あさき田んぼ」に田植えに行きました。
水やりを頑張った甲斐もあり、よく育った立派な稲の苗を植えることができるということで、子供たちもわくわくした表情でした。
初めは、苗を3~4本の束でちぎる作業に苦戦している子も多い様子でしたが、いざ田植えが始まると、慣れるのも早く、徐々にスピードアップしながら植えることができました。
「植え方が丁寧」と、米作りの活動を担当してくださっている古川さんが仰ってくれましたが、それだけに、時間内に田んぼ全体に植えられず、残りは機械で植えていただくことになりました。
終わった後に自分たちが田植えをした田んぼを見て、子供たちも「意外ときれいにできた」と嬉しそうでした。
すでに機械での残りの田植えも終えていただき、「あさき田んぼ」での子供たちの米作りの活動が、一段落とともに新たなスタートを切りました。今後の稲の生長が大いに楽しみです。
お近くを通ることがあれば、ぜひ、「あさき田んぼ」の様子をご覧ください。どこまでが子供たちで、どこからが機械での田植えか分かるかもしれません。
今後は、7月,9月に観察に出掛け、10月に稲刈りの予定です。




今回は社会科「水はどこから」の授業で、下水処理場「アクアピュア」に見学に行きました。下水処理場は、家庭で使用した水が集まり、きれいに処理をして川に戻すための施設です。お話を聞く中で、普段の生活で使用している水を大切に使用すること、みんなにもできることとして食べ物をしっかりと食べ切り汚れを出さないことを、お願いされました。
施設見学では、実際に汚れた状態の水を観察し、茶色ににごっていることやにおいがきついことを知りました。子供たちは、「すごいにおいだね。」「こんなに水が汚れているんだ。」などの感想が飛び交っていました。その汚れた水が、貯水池で処理の過程を経るごとに、だんだんとにおいが消えていくこと、色が透き通っていくことが分かりました。
子供たちは、水がきれいになった様子を見て、より一層水の大切さを感じているようでした。
郷土資料館の方をお招きし、縄文土器の作り方を教えていただきました。子供たちは土をこね、積み重ね、土器の形を作っていくにつれて、5000年前の日本人の苦労や大変さに気が付きました。「うまくいかないな。」と苦戦しながらも、真剣に土と向き合い、古代の日本人の生活を体験することができました。

社会科「水の出前講座」を行いました。出前講座では、水を出しっ放しにしたときと節水を心掛けて使用したときでは、使用した水の量に30L近く差が出ることを知りました。また、「水の循環」を教えて頂き、きれいな水を使うことができるのは、浄水場や下水処理場で働いている人々のおかげであったり、水を蓄えるために山に植えられている木があるからこそということが分かりました。話を聞いて、水を大切にすることと同時に、自然の大切さも感じることができました。
また、川の水や家庭で出る米のとぎ汁は、どの位の水質であるかを実験しました。子供たちは、思っているよりも川の水がきれいであったことや、米のとぎ汁や油がついている水は魚が住むことができないくらいの水質になることに驚いていました。
浅羽北小学校の掲示を紹介します。
各学年、工夫をして教室や廊下の掲示物を作成しています。学年の目標や、1年間を見通すことができる年間予定の表、日頃の活動の様子を写した写真、授業の成果物など、その時その時にあわせた掲示を心掛けています。
校長先生からの「6つの当たり前」も、常に分かるように掲示をしています。
英語教室では、英語に親しむことができるようにアルファベットや単語が、なないろ浅羽北では、「人とうまくかかわるコツ」がソーシャルスキルかるたとして掲示されています。
図書室前には、図書新聞が掲示されています。
今後も季節に合わせ、工夫を凝らした掲示を作成していきます。
保護者の皆様、地域の皆様、来校された際には、掲示にも注目してみてください。
6年生が「入学してきた1年生のために何かしたい!」と考え、学年で話し合って、「本の読み聞かせをしよう。」という活動を計画してくれました。読み聞かせの会は、6月4日と6日に実施されました。
6年生が選んだ本は「1年生が喜ぶ本はどれだろう。」と一生懸命選んでくれたことがわかる本ばかりでした。1組では、グループになって6年生が何冊も読んでくれました。子どもたちは身を乗り出して、楽しそうに聞いていました。2組では、読み聞かせ以外にも手品を見せてくれたり、じゃんけん大会があったりし、とても楽しく盛り上がりました。
4月から1年生は、登校時にいっしょに歩いてくれたり、縦割りでいろいろ教えてくれたりするお兄さん、お姉さんのことが大好きです。1年生はこの活動で、「学校、大好き!」がまた一つ増えました。
6年生のお兄さん、お姉さん、ありがとう!


4年生の社会科校外学習として、中遠クリーンセンターへ見学に行きました。
前回は出前エコ教室でゴミ収集車の構造や仕事を紹介してもらいましたが、今回はそのゴミ収集車が集まる場所、クリーンセンター内部を見て回りました。ゴミを燃やす前にかきまぜるための、大きなクレーン。ガラスごしに見ても大きなクレーンに、子供たちは目を輝かせて夢中になっていました。また、ゴミを燃やしている溶融炉は、危険な場所のためビデオで確認しました。溶融炉のある部屋に接しているガラス窓を触ってみると、ほんのりと熱くなっており、部屋の内部が高温であることが感じられました。
職員の方の説明から、燃やされたゴミの蒸気を利用して、風見の丘のプールの水を温めていることやゴミを再利用してアスファルトの元、スラグとして使っていることなど、講話からも多くのことを学ぶことができました。
4年生の総合的な学習の時間では、「福祉」について学習を進めています。
今回は袋井市社会福祉協議会の方を招き、「福祉」について講話していただきました。「福祉とは?」の質問に対し、子供たちは「ふだんのくらしをしあわせに」を合い言葉に、人に優しい社会を目指し、自分たちができることについて考えました。
道ばたにあるポストに手が届いていない、小さな女の子。この女の子の状況を目の前にしたら、自分たちは何をすることができるのか。
子供たちは、「代わりに手紙を入れてあげる」「声を掛けてみる」「ポストの前に台を置く」など、相手のことを考えた意見を出し合うことができました。
子供たちは1年間を通して、福祉について学習を進めます。今後は、体験活動も行う予定になっていますので、お楽しみに!!
6月4日、ゴミ収集車が学校にやってきました。
4年生の社会科「ゴミの処理と利用」授業の一環で、袋井市環境政策課の協力で「出前エコ教室」を行いました。出前エコ教室では、袋井市で1年間に収集されるゴミの量やゴミ収集車の数など、日常の生活を助けてくれている仕事に着目し、お話を伺いました。
実際に、ゴミ収集車の中を見せてもらい、車の内部のゴミを集めている箇所やゴミの取り出し方などを実演していただきました。その後、子供たちも実際に収集車にゴミを投げ入れる体験を行いました。自分たちが思っているよりも高い位置に投げ入れる箇所があり、少し苦労している子供たちも見られましたが、楽しく活動を行うことができました。
今年度も、浅羽北小学校の先生方の授業を紹介していきます。1回目は2年生の算数科です。
2年生の算数「長さ」の授業です。今日のめあては、「どうすれば、テープのながさをくらべられるかな。」でした。1年生の算数では、2本のテープの長さは、端と端を揃えると比べることができると学んでいます。テープを動かすことができれば端と端を揃えることができるのですが、今回は、プリントに書かれた2本のテープの長さを比べます。
教師が、「紙を破らずに、2本のテープの長さを比べるにはどうすればいいかな。」と投げ掛けます。子どもたちは、ちょっと考えて、「鉛筆を使えばいい。」とか「消しゴムでやったらどうかな。」と自分の考えを発表します。教師はうなずきながら、「じゃあ、やってみようか。」と子どもたちの活動を促します。教師は机間指導をしながら、「何個分だった?」とか「丁寧に比べてるね。」と声を掛けたり、比べることができた子は笑顔で賞賛したりしていました。「消しゴムだと○個分だ。」「鉛筆だと△本分だぞ。」「私は、消しゴム◇個分だよ。あれ?」
子どもたちも気付き始めました。鉛筆と消しゴムでは、大きさが違うので比べることができないこと。そして、そもそも一人一人が持っている鉛筆や消しゴムは同じものではないので、比べられないことに。「同じものじゃないと分からないよ。」
教師は待ってましたとばかり、秘密兵器を取り出します。教師の手にあるのは、手作りの定規です。よく見てみると10マスあります。これを使えば、みんな同じ条件で比べることができますね。子どもたちは早速手作りじょうぎを使って、「①は18マス分、②は15マス分だから、①の方が長い。」と答えを導き出しました。振り返りには、「鉛筆や消しゴムでやると長さが違うから、正しい長さが分からないけど、手作り定規でやるとみんな同じ。」とありました。
2年生では、これからも、長さの比べ方や表し方を学んでいきます。算数を日常の生活と関わらせながら、考える力を育んでいきます。これからの学びが楽しみです。